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中国 Z.ai の「GLM-5.2」、米トップモデルに肉薄——MITライセンスで公開

中国 Z.ai(旧 Zhipu)のオープンモデル「GLM-5.2」が、主要ベンチマークで Claude Opus 4.8 に数ポイント差まで接近。利用制限のない MIT ライセンスで公開され、価格も米上位モデルの数分の一。米国の輸出規制の裏で、中国製オープンモデルが存在感を増す。

中国 Z.ai の「GLM-5.2」、米トップモデルに肉薄——MITライセンスで公開

何が起きたか

中国の Z.ai(旧 Zhipu)が 6 月中旬に MIT ライセンスで公開したオープンモデル「GLM-5.2」が、米国の最上位モデルに肉薄していると報じられました。ソフト開発系ベンチマーク Terminal-Bench 2.1 で 81.0(Claude Opus 4.8 は 85.0)、SWE-bench Pro では 62.1 と GPT-5.5 を上回るスコアを記録。OpenRouter 経由の価格は入力 100 万トークンあたり約 1.4 ドル・出力 4.4 ドルで、Opus(5 ドル/25 ドル)の数分の一です。米政府が Anthropic の上位モデルへの海外アクセスを制限するなか、地域制限のないオープンモデルが選択肢として台頭しています。

なぜ重要か

最先端モデルは高価な独自 API に限られる、という前提が崩れつつあります。自由に配布・改変できるオープンモデルが商用トップに数ポイント差まで迫り、しかも桁違いに安いことは、AI の価格構造そのものを揺るがします。米国が規制で先端モデルを囲い込むほど、制限のない中国製オープンモデルの普及が進むという皮肉な構図も見えてきます。

経営者の視点

高性能な AI が必ずしも高額でなくなってきたことは、中小企業に追い風です。用途によっては、安価なオープンモデルで十分な品質を得られる可能性があります。一方で、中国系モデルは API 経由の利用でデータの取り扱いに懸念が指摘されており、機密情報を扱う業務では自社環境での運用や送信データの範囲を慎重に見極める必要があります。コストと情報管理を天秤にかけ、業務ごとに使い分ける視点が重要です。

出典

本記事は CNBC の発表・報道をもとに要約したものです。原文は以下からご確認ください。

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